インプラント治療は何歳から何歳まで?年齢の制限と心身の条件
こんにちは。大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」です。
「いくつになっても、きちんと噛めるようにしたい」「インプラント治療には年齢制限はないの?」といった疑問・不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。インプラントは、高い審美性と機能性から幅広い方に選択されていますが、自分は受けられるのかと不安に思う方もいます。
この記事では、インプラント治療の適応年齢や、年齢以外の条件などについて解説していきます。ぜひ参考にしてください。
インプラント治療とは

インプラント治療とは、失った歯の機能を補うために行われる医療処置の一つです。人工の歯根を顎の骨に直接埋め込み、その上に人工の歯を装着することで、見た目や噛む機能を天然紙に近い状態まで回復させる治療法です。
入れ歯やブリッジとは異なり、隣の健康な歯を削る必要がないことや、噛む力が天然歯に近いこと、骨と結合させるため安定性が高いことなどが特徴でしょう。
治療の流れとしては、外科的な手術でインプラント体を埋入し、骨と結合するまで数ヶ月程度の治癒期間を待った後、人工歯を装着するというステップを踏みます。治療後は適切なメンテナンスを行うことで、長期的に安定した機能を維持できます。
技術の進歩により、審美性や安全性も向上しており、昨今では幅広い年齢層の方に選ばれるようになっています。
インプラント治療のメリット
インプラントは、入れ歯のように取り外しの必要はありません。周囲の歯に負担をかけることなく、単独で機能するため、隣接する健康な歯への影響も最小限に抑えられます。
さらに、人工歯根が顎骨にしっかりと固定されるため、しっかり噛むことができ、強い力がかかる奥歯の治療にも対応可能です。入れ歯のようにずれたり外れたりすることがなく、食事も楽しめるでしょう。
見た目の自然さも、インプラント治療を選ぶ大きな理由とされています。天然の歯と見分けがつかないほど精巧な人工歯を装着することができ、笑った時や話す時にも自信を持てるようになる方が多いです。
インプラント治療のデメリット
外科手術を伴うため身体的な負担が大きいこと、治療期間が長くなる可能性があること、そして保険が適用されない自由診療であるため費用が高額になることが、主なデメリットといえるでしょう。
外科手術を行うリスクが高い方や、全身状態が良くない方の場合、治療を受けられない可能性もあります。人工歯根と顎の骨が結合するのを待つ必要があるため、治療期間は3ヶ月から1年程度と、入れ歯やブリッジ治療と比べると長くなる傾向があります。
また、口腔ケアを怠ると、インプラント周囲炎という病気に罹患するリスクもあります。インプラント周囲炎は歯周病と同じように、歯周病菌やプラークなどが原因となり引き起こされる炎症性の疾患です。初期段階では自覚症状が少ないですが、進行が早く、重症化するとインプラントが抜け落ちる恐れもあります。
インプラント治療は何歳から何歳まで?

インプラント治療には、明確な上限・加減は存在しません。インプラント治療が可能かどうかは、患者さま一人ひとりの健康状態や顎の骨の状態、生活習慣など多くの要素に影響されます。
例えば、顎の骨が十分にあり、全身の健康状態が良好であれば、80代や90代であってもインプラント治療は可能です。近年では長寿化が進み、多くの高齢者が長く自分の歯を維持し、楽しく過ごすために口腔ケアに気を遣うようになってきています。その中で、インプラント治療を選択している方もいます。
一方で、若年層であっても、骨の発育が未成熟なケースや全身疾患を抱える方では、治療が難しい場合があります。
ただし、一般的には18歳〜20歳以降、顎の骨の成長が完了してから治療を行います。顎の成長が終わっていない段階で顎の骨にインプラント体を埋め込むと、顎の発育に影響を及ぼす可能性があるためです。
そのため、術前にレントゲン検査やMRI検査によって骨の状態を確認する必要があります。
年齢以外でインプラント治療の適応を判断する条件

インプラント治療の適応は、年齢だけでなく、全身の健康状態や口腔内の状態、セルフケアの状況など、さまざまな要素を詳しく確認して決定します。ここでは、インプラント治療を実施できるかどうかするための、年齢以外の判断基準について解説します。
全身の健康状態
全身の健康状態は、インプラント治療の成功率や術後の合併症のリスクに大きく影響します。糖尿病、高血圧、心疾患などの全身疾患がある場合は、インプラントを行うかどうか、行っても問題ないかどうか、慎重に判断しなければなりません。
骨粗鬆症の患者さまも注意が必要です。骨密度が低下し、骨が脆くなって骨折などのリスクが高まる疾患で、インプラントの土台となる顎の骨にも影響を及ぼす可能性があるためです。
インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込むため、顎の骨の健康状態が非常に重要です。また、外科手術を行うため、術後の回復が望めないケースや、手術に耐えられる健康状態でないケースなどでは、インプラント治療は難しいでしょう。
歯磨きなどのセルフケアができるかどうか
インプラントを長く安定して使い続けるには、日々のセルフケアが欠かせません。日々の歯磨きをしっかり行えるかどうか、定期メンテナンスのために歯科医院に通院することが可能かどうかなども、治療の可否を判断するうえで重要なポイントです。
特に、インプラント治療後は、定期的に歯科医院を受診してクリーニングなどを受ける必要があります。全身の健康状態などから、定期的な通院が難しいと判断された場合、インプラント以外の治療法を勧められるかもしれません。
治療に対する理解と意欲
インプラント治療は、手術だけでなく長期にわたるメンテナンスも必要となる治療です。そのため、治療過程やメンテナンスの必要性、日々のセルフケアの重要性を理解し、継続して実践できることが求められます。
治療の説明にしっかりと耳を傾け、自分の健康状態に対する意識が高い方ほど、インプラントの成功率も高くなるでしょう。
喫煙習慣の有無
喫煙も、インプラント治療の成功率に大きく関わる要因です。タバコに含まれるニコチンは血流を悪化させ、組織の治癒を遅らせるため、術後のインプラントと骨の結合がうまく進まない可能性があるのです。
また、喫煙者はインプラント周囲炎を発症しやすく、進行も早い傾向があります。そのため、喫煙習慣がある方には、治療前に禁煙することが強く勧められます。
禁煙の意志があり、適切な管理が可能であれば、年齢に関係なく治療を受けられる場合もあります。
インプラント治療を受けられない場合の選択肢

インプラント治療が適応とならない場合でも、歯を失った箇所を補う治療法は他にも存在します。代表的な治療法としては、ブリッジと部分入れ歯が挙げられます。
ブリッジは、隣接する健康な歯を土台として利用し、欠損部分を補う方法です。固定式で違和感も少ないですが、支台歯に負担がかかり、寿命に影響する可能性があります。また、欠損している歯の数が多い場合や、隣の歯の健康状態が悪い場合は適応できません。
部分入れ歯は、バネを引っかけて固定し、取り外し式で使用できる装具です。インプラントに比べると見た目の自然さや噛む力の再現性には劣りますが、外科的な処置が不要で短期間で治療が完結する点は大きなメリットです。
患者さまの状態に合わせて、歯科医師と相談しながら治療法を選択することが大切です。
まとめ

インプラント治療は、年齢だけでなく全身の健康状態や口腔内の環境、セルフケアの能力など多くの要因によって適応可否が決まります。近年では技術の進歩により、より多くの人が治療を受けられるようになっています。
また、インプラント治療を受けられない場合でも、歯を補う方法は存在します。治療を検討している方は、一度歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。
インプラント治療を検討されている方は、大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は「誰もが通いやすい、いつでも気軽に相談ができる歯医者さん」を目指して日々診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療など、幅広く対応しています。

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