八重歯はマウスピース矯正で治せる?治療期間や費用も
こんにちは。大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」です。
八重歯は、歯が重なり合っている状態で、見た目にコンプレックスを抱く方も多いです。目立たない矯正治療を希望する方に選ばれているのが、マウスピース矯正です。
この記事では、八重歯はマウスピース矯正で治せるのかを解説し、治療期間や費用、メリット・デメリットについても詳しく解説します。
八重歯とは

八重歯とは、本来の歯列から外れて重なって生えている歯のことを指し、特に上顎の犬歯(前から3番目の歯)が外側に飛び出している状態でよくみられます。主な原因は、永久歯が正しく生えるためのスペースが足りないことです。
日本では一時期、八重歯が可愛いとされて人気を集めましたが、医学的には歯並びの乱れであり、見た目だけでなく機能的にも注意が必要な状態とされています。
八重歯を放置するリスク

見た目の印象に目が向きがちな八重歯ですが、そのままにしておくと口腔内の健康や噛み合わせにさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。特に、清掃が行き届きにくくなることで起こる虫歯や歯周病のリスクは高く、日常生活にも支障をきたす恐れがあります。
以下に、八重歯を放置することで起こりうる代表的なリスクについて解説します。
虫歯や歯周病のリスクが高まる
八重歯のように歯列から飛び出している歯は、歯ブラシの毛先が届きにくく、歯垢がたまりやすくなります。歯の重なった部分や歯ぐきとの境目には汚れが蓄積しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
特に、歯と歯が密接している部分は、プラークが除去されにくいため、虫歯が進行しやすく、歯周病菌の温床となることもあります。細菌が増えると、口内環境全体が悪化し、結果として再治療の必要が生じることもあるため注意が必要です。
噛み合わせが悪くなる
八重歯を含む歯並びの乱れは、噛み合わせの悪化につながる大きな要因の一つです。八重歯は歯が正しい位置に収まらないことで起こるため、周囲の歯の並びも自然と不揃いになりやすく、歯列全体のバランスが崩れていきます。
こうした状態が続くと、噛み合う位置がずれて、咀嚼時に一部の歯だけに力がかかるようになり、歯やあごに負担が集中します。見過ごされやすい八重歯ですが、全体の噛み合わせに悪影響を及ぼす可能性があるのです。
口臭の原因になる
八重歯があると歯列に複雑な隙間や重なりが生じ、歯ブラシが届きにくくなるため、食べかすや歯垢が溜まりやすくなります。これにより細菌が繁殖し、揮発性硫黄化合物(VSC)と呼ばれる悪臭成分が発生すると口臭の原因となります。
さらに、八重歯によって唇が閉じにくくなると口呼吸が増え、口の中が乾燥しやすくなります。口腔内が乾燥すると、唾液の自浄作用が働きにくくなり、細菌の増殖が進んで口臭が悪化するという悪循環に陥ります。
咀嚼が不十分だと唾液の分泌が減り、さらに環境は悪化します。口臭は対面での会話や日常生活において、本人の自信や人間関係にまで影響を及ぼすことがあるため、放置せず早めの対策が望まれます。
マウスピース矯正で八重歯は治せる?

マウスピース矯正は、八重歯にも対応できる矯正方法のひとつです。
ただし、すべての八重歯に適応できるわけではなく、症例によっては向き不向きがあります。軽度〜中度の八重歯であれば、マウスピース矯正でも十分に改善が見込めます。歯が1〜3mm程度ずれている、歯列の重なりが少ないといった状況であれば、透明な装置で段階的に歯を動かすことが可能でしょう。
一方で、歯列から大きく飛び出していたり、歯の重なりが著しい重度の八重歯では、マウスピース矯正だけでは対応が難しい場合があります。症例によっては、抜歯やワイヤー矯正を組み合わせた総合的な治療が求められることもあるかもしれません。
診断には精密な検査と経験を要するため、まずは歯科医院で自分の歯並びがマウスピース矯正の適応かどうかを確認することが大切です。
マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正は、目立ちにくさや快適さが魅力の治療法ですが、デメリットも存在します。治療を検討する際は、両面を理解したうえで判断することが重要です。
マウスピース矯正のメリット
マウスピース矯正の大きなメリットは、装置が透明で目立ちにくいことです。人前に出る機会が多い方でも自然な見た目を保てるのは大きな安心材料でしょう。
また、マウスピースは自分で取り外しができるため、普段通りに食事ができ、歯磨きも簡単に行えます。その結果、口の中を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクを抑えやすくなります。
さらに、治療中の痛みや違和感が少ない点も魅力です。ワイヤーの調整による強い圧力や口の中の傷つきが少なく、軽い力で歯を動かすため、ワイヤー矯正よりも痛みが少ないとされています。金属アレルギーの心配がない点も、安心材料の一つではないでしょうか。
あらかじめ治療の流れをシミュレーションで確認できるため、仕上がりのイメージがしやすく、計画的に治療を進められるのもマウスピース矯正の特徴です。
マウスピース矯正のデメリット
一方で、マウスピース矯正にはいくつかのデメリットも存在します。まず、1日20〜22時間の装着が必要で、怠ると計画通りに歯が動かず、治療期間が延びる可能性があります。自己管理が苦手な方には、ややハードルが高い治療法かもしれません。
また、飲食のたびに取り外しが必要で、外したあとは歯磨きとマウスピースの洗浄を行ってから再装着しないと、虫歯や歯周病、口臭などのリスクが高まることがあります。さらに、マウスピースの紛失や破損も起こりやすいため、扱いには注意が必要です。
加えて、重度の歯並びの乱れや顎のずれがある症例、インプラントが入っている場合などは適応が難しいことがあります。すべての症例に万能に対応できる治療法というわけではないため、歯科医師による適切な診断が重要です。
マウスピース矯正で八重歯を治す場合にかかる期間と費用

マウスピース矯正による八重歯の治療期間は、症状の程度や矯正範囲によって大きく変わります。軽度の八重歯や一部の歯だけを動かす部分矯正であれば、数ヶ月から1年程度で治療が完了することが多いです。中程度の八重歯であれば、1年半から2年半ほど、歯並び全体に影響する重度の八重歯では2〜3年以上かかるケースもあります。
マウスピースの装着は1日20〜22時間以上が推奨されており、これを守れるかどうかで治療期間が延びるケースもあります。
また、治療費用についても幅があり、部分矯正であれば30万円〜60万円程度、全体矯正では70万円〜120万円程度が一般的な相場です。歯科医院によって費用体系は異なるため、事前に総額や追加費用の有無を確認しておくことが大切です。
まとめ

八重歯は、見た目だけでなく、口腔内の健康や全身のバランスにも影響を及ぼす不正咬合の一つです。近年、マウスピース矯正が選択肢として注目されており、目立ちにくく快適な治療が可能な一方で、適応には限界がある点も理解しておく必要があります。
マウスピース矯正は、透明で取り外し可能な装置を使って歯並びを整える方法です。その特性から、軽度から中程度の八重歯であれば対応可能ですが、重度の場合は従来のワイヤー矯正が推奨されることもあります。
矯正を検討する際は、メリット・デメリットを比較し、信頼できる歯科医師と相談しながら、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
マウスピース矯正を検討されている方は、大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は「誰もが通いやすい、いつでも気軽に相談ができる歯医者さん」を目指して日々診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療など、幅広く対応しています。

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