歯列矯正はどれくらいかかる?矯正期間の目安と長引く理由
こんにちは。大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」です。
歯列矯正を検討するとき「歯並びが整うまでにどのくらいの期間がかかるのか?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
歯列矯正は一定の期間をかけて歯を少しずつ動かしていく治療であり、必要な期間は歯並びや噛み合わせの状態、治療する範囲などによって異なります。また、治療中の過ごし方によっては、当初の治療計画よりも期間が延びる場合もあります。
そのため、治療を始める前に期間の目安だけでなく、長期化する要因についても知っておくことが大切です。
この記事では、歯列矯正の治療期間の目安や治療期間が延びるケース、治療をスムーズに進めるために意識したいポイントについて詳しく解説します。歯列矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
歯列矯正の治療期間の目安

歯列矯正にかかる期間は、治療する範囲や歯並びの状態によって異なります。主な治療方法には、一部の歯を動かす部分矯正と、歯並び全体を整える全体矯正があります。部分矯正は、主に前歯など限られた範囲の歯を動かす治療です。歯を動かす期間は、数か月~1年ほどです。
ただし、気になる部分が前歯だけでも、部分矯正で治療できるとは限りません。奥歯を含めた噛み合わせの調整が必要な場合には、全体矯正を検討します。
全体矯正は、前歯から奥歯まで広い範囲の歯を動かし、歯並びと噛み合わせを整える治療です。歯を動かす期間は一般的に1年半~3年ほどが目安です。歯の重なりが大きい場合や、歯を動かす距離が長い場合などは、さらに時間がかかることもあります。
また、部分矯正と全体矯正のどちらも、歯を動かしたあとには保定が必要です。保定期間中はリテーナーと呼ばれる装置を使用し、移動した歯を新しい位置で安定させます。
ここでご紹介した期間はあくまで目安です。実際の治療期間は一人ひとり異なるため、検査と診断を受けたうえで、歯科医師に治療期間の見通しを確認しましょう。
歯列矯正の治療期間が長くなるケース

歯列矯正は治療前に計画を立てて進めますが、歯の動き方や治療中の口腔内の状態、矯正装置の使用状況などによって、予定よりも期間が延びることがあります。ここでは、治療期間が長くなる主なケースについて解説します。
歯の移動量が多い
歯を動かす距離が長い場合は、治療に時間がかかることがあります。たとえば、歯が重なって生えている場合や、抜歯でできたスペースを使って歯を移動させる場合などです。歯並びの状態によって歯の移動量は異なるため、治療期間にも個人差があります。
矯正治療では、歯に力を加えて少しずつ目的の位置へ動かします。強い力をかければ短期間で治療できるわけではなく、歯の周囲にある骨などの組織が変化することで歯が移動していきます。そのため、歯や周囲の組織の状態を確認しながら治療を進めることが大切です。
虫歯や歯周病の治療が必要になった
歯列矯正の途中で虫歯や歯周病が見つかると、口腔内の状態に応じた治療が必要になります。虫歯の場合は、必要に応じて虫歯の部分を削って詰め物をするなどの治療を行います。歯周病の場合は、歯磨き方法の見直しや歯石の除去などを行い、歯ぐきの炎症を改善していきます。
虫歯や歯周病の状態によっては、これらの治療を優先したり、歯を動かす治療の進め方を調整したりすることがあります。そのため、当初の計画よりも歯列矯正の期間が延びる可能性があるのです。
矯正装置の装着時間を守れていない
マウスピースを使った矯正では、少しずつ形が異なるマウスピースに交換しながら、歯を段階的に動かしていきます。それぞれのマウスピースには、歯を次の位置へ動かす役割があります。
マウスピースを付けている時間が足りない日が続くと、予定していたところまで歯が動かず、次のマウスピースが歯に合わなくなることがあります。
そのまま治療を進めることが難しい場合には、現在の歯並びを確認し、治療計画を調整したり、新しいマウスピースを作製したりすることがあります。こうした調整が必要になると、当初の計画よりも治療期間が延びる可能性があるのです。
矯正装置を紛失・破損した
矯正装置を紛失したり壊したりすると、歯を予定どおりに動かせなくなり、治療期間が延びる場合があります。
たとえば、マウスピースを紛失すると、そのマウスピースを使った歯の移動を続けられなくなります。歯の状態によっては新しいマウスピースを作る必要があり、その間は予定していた治療を進められないことがあるのです。
ワイヤー矯正の場合も、歯に付けているブラケットやワイヤーが外れると、歯に予定していた力を加えられない場合があります。その結果、歯の移動が計画より遅れる可能性があるのです。
定期的に通院していない
歯列矯正では、矯正装置を付けたあとも定期的な通院が必要です。診察では、歯が計画に沿って動いているか、噛み合わせに問題がないか、矯正装置に異常がないかなどを確認します。ワイヤー矯正では、歯の動きを確認しながら、ワイヤーの交換や調整などを行います。
通院の間隔が予定より大きく空くと、必要な時期に歯の動きを確認したり、装置を調整したりできなくなる場合があります。その結果、治療計画どおりに歯を動かすことが難しくなり、治療期間が延びる可能性があるのです。
歯列矯正をスムーズに進めるためには

歯列矯正を治療計画に沿って進めるには、歯科医院での治療だけでなく、治療期間中の過ごし方も大切です。ここでは、患者さん自身が日常生活のなかで意識したいポイントを解説します。
口腔ケアを徹底する
矯正治療中は、虫歯や歯周病を防ぐためにも、毎日の口腔ケアを丁寧に行うことが大切です。特にワイヤー矯正では、歯にブラケットやワイヤーが付いているため、装置の周りに歯垢が残りやすくなります。
歯ブラシで磨くときは、歯の表面だけでなく、ブラケットの周りや歯と歯ぐきの境目なども意識して磨きましょう。
歯ブラシが届きにくい場所には、毛先が小さいタフトブラシを使う方法もあります。また、歯と歯の間にはデンタルフロスや歯間ブラシなどを使うことで、歯ブラシだけでは届きにくい部分の歯垢を取り除きやすくなります。
使用する清掃用具や磨き方は、歯並びや矯正装置によって異なります。自分の口の状態に合ったケア方法について、歯科医師や歯科衛生士から説明を受けておくとよいでしょう。
矯正装置の装着時間を守る
マウスピースを使った矯正では、歯科医師から指示された装着時間を守ることが大切です。
マウスピースは歯に力を加え、少しずつ目標の位置へ動かすために使用します。そのため、外している時間が長くなると、計画していた位置まで歯が動かず、治療の進み方に影響する可能性があります。
食事や歯磨きなどでマウスピースを外したあとは、付け忘れないようにしましょう。また、自己判断で装着時間を短くしたり、マウスピースを交換するタイミングを変えたりせず、歯科医師の指示を守ることが重要です。
マウスピースが歯に合わない、強い痛みが続くなど、指示どおりに使用することが難しい場合は、歯科医院で相談しましょう。
矯正装置を正しく保管する
マウスピースを外したら、紛失や破損を防ぐため、専用のケースに入れて保管しましょう。ティッシュや紙に包むと、ごみと間違えて捨てる可能性があります。また、ポケットやバッグに直接入れると、紛失や破損につながることも考えられます。
外出時にも専用ケースを持ち歩き、取り外したらケースに入れる習慣をつけることが大切です。また、マウスピースは熱によって変形する可能性があるため、高温になる場所を避けて保管しましょう。
定期的に通院する
歯列矯正を計画どおりに進めるためには、歯科医院に定期的に通院することが大切です。診察では、歯が予定した位置へ動いているか、噛み合わせに問題がないか、矯正装置に異常がないかなどを確認します。
ワイヤー矯正では、歯の動きに合わせてワイヤーの交換や調整なども行います。マウスピースを使った矯正でも、マウスピースを受け取ったあとに自分だけで治療を進めるわけではありません。定期的な診察で歯の動きやマウスピースの状態などを確認してもらいながら治療を進めます。
予約日に受診できない場合は、早めに歯科医院へ連絡し、別の日に受診できるよう調整しましょう。
まとめ

歯列矯正で歯を動かす期間は、部分矯正では数か月~1年ほど、全体矯正では一般的に1年半~3年ほどが目安です。
ただし、歯並びや噛み合わせの状態、歯を動かす距離などによって期間は異なります。また、歯を動かしたあとには、整えた歯並びを安定させるための保定期間も必要です。
治療中に虫歯や歯周病の治療が必要になった場合や、マウスピースの装着時間が不足した場合、矯正装置を紛失・破損した場合などは、治療期間が延びる可能性があります。
治療計画どおりに歯列矯正を進めるためには、毎日の口腔ケアを丁寧に行い、マウスピースの装着時間や保管方法を守り、定期的に通院することが大切です。
矯正治療を検討されている方は、大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は「誰もが通いやすい、いつでも気軽に相談ができる歯医者さん」を目指して日々診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療など、幅広く対応しています。

03-6429-9644