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歯のコラム

インプラントがぐらつくときに考えられる原因とは?対処法も


インプラントの歯のイメージ

こんにちは。大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」です。

インプラントは、失った歯を補うための治療法ですが「なんだか最近ぐらつく気がする」と不安を感じる方も少なくありません。本来、インプラントは顎の骨としっかり結合して安定しますが、まれにトラブルが起こることもあります。

この記事では、インプラントがぐらつくときに考えられる原因と、適切な対処法について解説します。

インプラントとは

インプラントとは?

インプラントとは、歯を失った部分に人工歯根を埋め込むことで歯を補う治療です。チタン製の小さなネジを顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着することで、歯の見た目の機能を回復させます。

インプラント治療の最大の特徴は、顎の骨と人工歯根が結合するため高い安定性を得られる点です。入れ歯と比べてもズレにくく違和感が少ないため、天然の歯の噛み心地に近づけられるでしょう。

ただし、適切に管理しなければトラブルが起きることがあります。そのため、治療後のメンテナンスや日々の口腔ケアが非常に重要な治療法といえます。

インプラントの構造

インプラントは、3つのパーツから構成されています。顎の骨に埋め込まれるインプラント体(人工歯根)、歯の代わりを果たす上部構造(人工歯)、2つのパーツを繋ぐアバットメントです。

人工歯根は主にチタンで作られています。チタンは骨と結合する性質があり、顎の骨と人工歯根がしっかりと結合することで、インプラントが安定します。

顎の骨と結合した人工歯根の上に、アバットメントを用いて人工歯を固定することで、失った歯の機能の回復を目指します。

インプラントがぐらつくときに考えられる原因

インプラントがぐらつくときに考えられる原因

ここでは、インプラントがぐらつくときに考えられる原因を解説します。

骨との結合不良

インプラントを安定させるうえで欠かせないのが、人工歯根と顎の骨がしっかり結合することです。しかし、体質や全身の健康状態、喫煙習慣、または糖尿病などの疾患があると、骨がインプラント体と結びつく過程に影響が出ることがあります。

その結果、結合がしっかり進まないとぐらつく原因となるのです。インプラントと顎の骨が結合するまでには、数ヶ月の時間がかかります。この期間中に強い力が加わったり、治癒が妨げられたりすると、結合が不完全なままになることがあるため注意が必要です。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎は、インプラントの周りの歯ぐきや骨に起こる炎症のことです。歯ぐきの腫れや出血から始まりますが、炎症が進むとやがてインプラントを支える骨が徐々に溶かされ、最終的にはぐらつくようになります。

天然の歯には歯根膜という組織があります。この組織は、噛んだときや食いしばった時の衝撃を和らげたり、外部からの細菌の侵入や炎症の拡大を防いだりする役割を担っています。

しかし、インプラントには歯根膜がないため、細菌感染のリスクが天然歯よりも高いといえます。また、炎症が進行しやすいという特徴もあります。

特に、喫煙習慣のある方や、糖尿病などの全身疾患を持つ方は、インプラント周囲炎のリスクが高くなるためより注意が必要です。

上部構造の不具合

インプラントの上部構造、つまり人工の歯の部分は、アバットメントという部品で固定されています。人工歯根やインプラント周囲の組織に問題がなくても、アバットメントが緩んでいると、ぐらつきを感じるようになることがあります。

加齢によって歯茎や顎の骨が吸収された

インプラント治療を受けたかどうかにかかわらず、加齢などによって歯茎や顎の骨は徐々に痩せていきます。その結果として、インプラントがぐらつくことがあります。

こうした変化はゆっくりと進行するため自覚しにくいですが、定期的にチェックを受けて早めに対策することが大切です。

インプラントがぐらつく状態を放置するリスク

インプラントがぐらつく状態を放置するリスク

インプラントのぐらつきを放置すると、口腔内や全身の健康、さらには生活の質にまで影響を及ぼすことがあります。ここでは、ぐらつきを放置した場合に起こりうるリスクを解説します。

噛み合わせが悪化する

インプラントがぐらついたまま使い続けていると、噛み合わせ全体のバランスが崩れることがあります。噛み合わせが悪化すると顎関節に負担がかかり、頭痛、肩こりなどの全身症状につながる可能性もあるでしょう。

周囲の歯に悪影響を及ぼす

インプラントでしっかり噛めない状態が続くと、反対側の歯だけで噛むクセがついたり、ほかの歯に強い負担がかかったりするかもしれません。結果的に、口内環境が悪化する恐れもあります。

本来、噛む力は全体に均等に分散されますが、インプラントがぐらついていると一部の歯に力が集中します。その結果、周囲の天然歯の動揺や破折を引き起こす可能性も考えられます。

生活の質(QOL)が低下する

インプラントがぐらついていると、日常生活に影響が及ぶことがあります。ぐらつく違和感に悩まされたり、しっかり噛めないために食事内容が制限されたり、ストレスを感じるようになるかもしれません。

顔の印象が変わる

インプラントがぐらついた状態が続くと、片側だけで噛む癖がつくなどして顔のバランスが乱れる可能性があります。口元がゆがんで見える、表情が左右非対称になるといった変化が起こることもあり、見た目の印象が大きく変わる原因となります。

インプラントがぐらつくときの対処法

インプラントがぐらつくときの対処法

インプラントがぐらついていると感じたときは、自己判断で対応せず、正しい対処をとることが非常に重要です。ここでは、ぐらつきを感じたときの対処法について解説します。

早めに歯科医院を受診する

ぐらつきを感じたら、まずはできるだけ早くインプラント治療を受けた歯科医院を受診することが大切です。自分では原因を判断できないことが多く、放置すると症状が悪化する可能性があるためです。

歯科医師による診察を受けることで、ぐらつきの原因やインプラント周囲の状態を正確に把握でき、適切な対処につなげられます。

自己判断で対応しようとしない

インプラントがぐらついたとき、自分で対応しようとするのは避けてください。たとえば、市販の接着剤で補修しようとすると、かえって状態を悪化させることがあります。

アバットメントが緩んでいたり、歯茎の状態が悪くなっていたりするケースもあるため、自己判断は避けるべきです。特に、強い痛みや歯ぐきの腫れ、出血がある場合は、すぐに歯科医院へ連絡することが大切です。

口内を清潔に保つ

ぐらつきがあるときほど、口腔内を丁寧にケアすることが大切です。歯磨きの際はインプラントまわりをやさしくブラッシングし、歯間ブラシやフロスも活用しましょう。

また、抗菌作用のあるマウスウォッシュを使うことで、炎症の悪化を防ぐ効果が期待できます。ただし、強く磨きすぎるとぐらつきが悪化する可能性があるため注意しましょう。

食事に注意する

インプラントに異常を感じたときは、食事の内容や食べ方にも気をつけることが大切です。硬い食べ物や粘着性のあるものは、ぐらつきを悪化させる可能性があるため避けるようにしてください。

また、片側だけで噛む癖があると特定の部位に負担が集中するため、できるだけ左右均等に噛むよう心がけましょう。

インプラントがぐらつくのを防ぐために大切なこと

インプラントがぐらつくのを防ぐために大切なこと

インプラントが長く安定して機能するためには、日々のセルフケアや生活習慣の見直し、そして定期的な歯科医院でのチェックが欠かせません。ここでは、インプラントのぐらつきを防ぐために意識すべきポイントをご紹介します。

毎日の丁寧な口腔ケアを習慣化する

インプラントを長く保つには、毎日の丁寧なセルフケアが欠かせません。特に、インプラント周囲に汚れがたまると炎症の原因になりやすいので、丁寧にケアするようにしてください。

フロスや歯間ブラシも使いながら、口内に汚れが残らないようにしましょう。ブラッシング方法やフロスなどの使い方に不安がある方は、歯科医院でブラッシング指導を受けることも検討してみてください。

生活習慣を見直す

日々の生活習慣を見直すことも重要です。

特に注意したいのが、喫煙習慣です。たばこに含まれる有害物質は、血流を悪化させ、インプラント周囲の組織の治癒や定着を妨げます。その結果、炎症が起こりやすくなり、インプラントの安定性が損なわれる可能性があります。

また、食生活も見直しましょう。栄養バランスが偏った食事を続けていると、歯ぐきや顎の骨の健康に悪影響を及ぼします。インプラントを支える骨や歯ぐきの健康を保つために、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

噛み合わせを定期的にチェックする

インプラントに加わる力のバランスが崩れると、ぐらつきに繋がりやすくなります。とくに、奥歯などの力がかかりやすい部位では、わずかなズレでも大きな影響を与えます。

定期的に歯科医院で噛み合わせをチェックし、必要に応じて調整してもらうことで、インプラントを正しく機能させられるでしょう。

定期的に歯科医院で検診を受ける

インプラントの良好な状態を長く維持するためには、歯科医院での定期検診を習慣にすることが欠かせません。

検診では、インプラント周囲の清掃状況や歯ぐきの状態、噛み合わせのバランスなどを総合的にチェックしてもらえます。ぐらつきの兆候や炎症の初期症状があっても、早めに発見できれば大きなトラブルを避けられます。

また、専用の器具を使ったクリーニングも行われるため、セルフケアだけでは行き届かない部分までしっかりとケアできます。

まとめ

インプラントの歯のイメージ

インプラントがぐらつく場合、早期に適切な対処を行うことが、インプラントを長持ちさせるためには欠かせません。大切なのは、違和感があったときに自己判断せず、歯科医院での診察を受けること、そして日々のセルフケアや生活習慣、定期的なメインテナンスを怠らないことです。

インプラント治療を検討されている方は、大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は「誰もが通いやすい、いつでも気軽に相談ができる歯医者さん」を目指して日々診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療など、幅広く対応しています。

当院のホームページはこちら初診のご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。

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