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歯のコラム

歯周病はどうして起こる?原因と進行を防ぐための対策


歯周病になった歯茎を見せる女性

こんにちは。大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」です。

歯茎からの出血や口臭が気になったことはありませんか。もしかすると、それは歯周病のサインかもしれません。歯周病は、初期段階では自覚症状が少なく、気づかないうちに進行することも多い病気です。放置すると、最終的には歯を失うリスクがあります。

日々の生活習慣や体の状態など、さまざまな要因が関係して発症するため、正しい知識を持つことが重要です。

今回は、歯周病の原因やリスク因子、進行を防ぐための対策について解説します。歯と歯茎の健康を守りたい方は、ぜひ参考にしてください。

歯周病とは

健康な歯茎と歯周病になった歯茎の比較

歯周病とは、歯を支えている歯茎や歯槽骨などの組織に炎症が起こり、徐々に破壊されていく病気です。初期段階では自覚症状がほとんどないため放置されやすく、気付かないうちに悪化していることも少なくありません。進行すると歯を支える組織が失われ、最終的には歯が抜け落ちることもあります。

歯周病の原因

歯垢に含まれる細菌のイメージ

歯周病は、さまざまな要因が複雑に絡み合って発症および進行する病気です。ここでは、歯周病の原因について解説します。

歯垢・歯石の蓄積

歯周病の直接的な原因となるのが、歯垢(プラーク)に含まれる細菌です。歯垢とは口の中の常在菌や産生物でできた、歯の表面に付着した白いネバネバした物質です。歯垢はそのまま放置すると唾液中のリンやカルシウム成分と結合し、時間の経過とともに硬化した歯石に変わります。

歯石の表面はざらざらとしており、プラークが付着しやすい環境です。そのため、歯石ができるとさらにプラークが増える悪循環が起こりやすくなります。プラークに含まれる細菌が歯茎に炎症を起こすと、歯周病が進行していきます。

喫煙

喫煙は歯周病のリスクを高める大きな要因のひとつです。タバコに含まれる有害物質が歯茎の血流を悪化させ、免疫力を低下させるため、歯周病菌が繁殖しやすい環境をつくります。

また、喫煙者は、血流の悪化によって出血や腫れといった症状があらわれにくい傾向があります。そのため、重症化するまで気づかないことが多く、歯周組織の破壊が深刻化しやすいです。

歯並びや噛み合わせの乱れ

歯並びが悪いと歯と歯の間に汚れがたまりやすく、歯磨きをしても磨き残しが多くなりやすいです。その結果、歯周病のリスクが高まります。

また、噛み合わせが悪いと一部の歯に過剰な力がかかり、その部位の歯茎や歯槽骨にダメージが蓄積されやすくなります。その結果、歯の周囲の組織に炎症が起こりやすくなり、歯周病が進行しやすくなる場合もあります。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや無意識の食いしばりといった癖も、歯周病の進行を早める要因になります。歯や歯茎に過剰な力を加え、歯を支える組織に慢性的なダメージを与えるためです。

特に歯周病がすでに進行している場合は、歯が揺れて抜けやすくなるリスクも高くなります。

糖尿病

糖尿病の方は、歯周病菌に対する抵抗力が低下し、歯周病にかかりやすく、治療効果も得られにくいといわれています。糖尿病になると高血糖状態が続き、白血球の機能低下や炎症が治りにくい状態になるため、歯周病が悪化しやすくなるのです。

また、歯周病菌による炎症がインスリンの働きを妨げ、血糖値のコントロールが難しくなることがあります。

ホルモンバランスの変化

妊娠中の女性は、歯周病のリスクが高まります。妊娠中に増加する女性ホルモンが歯肉の毛細血管を拡張させ、炎症が起こりやすい状態になるためです。

また、妊娠中は悪阻の影響で歯磨きが不十分になりやすく、唾液の分泌が減少して細菌の活動が活発になることで、歯肉炎を引き起こすことがあります。

歯周病の進行を防ぐためには

丁寧に歯磨きをして歯周病を予防する様子

歯周病は一度発症すると自然に治ることはないため、日常生活のなかで歯周病を進行させないための工夫が大切です。ここでは、歯周病の進行を食い止めるために心がけたいことを紹介します。

丁寧に歯磨きをする

歯周病の進行を防ぐためには、毎日の歯磨きを丁寧に行うことが欠かせません。特に、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の境目の溝には、歯垢や細菌がたまりやすく、炎症を引き起こす原因になります。

歯ブラシの毛先を、歯と歯茎の境目に45度の角度で当て、小刻みにやさしく動かしながら磨くことで、歯垢を効果的に除去できます。

また、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシといった補助用具を活用することも大切です。特に歯周病が進行している場合、歯と歯の間や奥歯の裏側など、通常の歯ブラシでは届きにくい場所に汚れが残りやすいです。補助用具を使用すると、磨き残しを減らしやすくなります。

禁煙する

喫煙は歯周病の進行を早める大きなリスク因子です。喫煙習慣があると血管が収縮して歯茎への血流が悪くなり、免疫機能が低下します。その結果、細菌への抵抗力が低下し、歯周病が進行しやすい状況が生まれます。

また、歯茎の治癒力も低下することから、治療後の回復が遅れやすくなります。喫煙によるリスクを踏まえると、歯周病対策において禁煙が重要です。禁煙は口腔内の健康を守ると同時に、全身疾患のリスクを減らすことにもつながります。

食生活を改善する

歯周病予防には、毎日の食事内容を見直すことも大切です。甘いものばかりを口にしていると、口の中が酸性に傾きやすくなり、歯垢がたまりやすくなります。また、やわらかいものばかり食べていると、噛む回数が減り、唾液の分泌が不足して歯周病菌が繁殖しやすい環境になります。

野菜や海藻、根菜類など、繊維質の多い食品をしっかり噛んで食べることは、口の中の自浄作用を高めるうえでも有効です。ビタミンCやカルシウム、たんぱく質など、歯茎の健康に役立つ栄養素を積極的に摂るように心がけると、炎症の予防にもつながります。

毎日の食事は、歯茎だけではなく体全体の免疫力を支える基礎でもあります。栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。

ストレスをコントロールする

ストレスが過度にかかると、自律神経の乱れやホルモンバランスの変化などにより、免疫力が低下しやすくなります。その結果、歯茎の炎症が悪化したり、口内環境が悪化したりする原因となることがあります。

日々の生活のなかで、適度にストレスを発散する方法を見つけることが重要です。ウォーキングやストレッチなどの軽い運動を行う、趣味の時間を持つ、十分な睡眠を確保するなど、心身をリフレッシュさせる習慣を取り入れると、歯周病対策にも役立ちます。

定期的にメンテナンスを受ける

毎日丁寧にブラッシングしているつもりでも、セルフケアだけでは落としきれない汚れが少しずつ蓄積されていきます。歯と歯茎の境目や奥歯の裏側、歯列の段差部分などは、歯ブラシの毛先が届きにくく、プラークが残りやすいです。

放置すると歯石へと変化し、歯周病菌の温床になります。汚れをきれいに取り除くためには、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。歯科医院では、歯科衛生士がスケーラーを使って歯の表面や歯周ポケット内に付着した歯石を除去し、歯茎の炎症を抑える処置を行います。

定期的に歯科医院でクリーニングを受けることで、磨き残しの蓄積を防ぎ、歯周病の再発を予防できます。

まとめ

歯周病予防を意識して食事に野菜を取り入れる女性

歯周病の直接的な原因は、歯周病菌を含むプラークの蓄積です。

しかし、生活習慣や免疫力の低下、歯ぎしりや食いしばりなど、さまざまな要因が重なることで歯周病は発症・進行します。特に喫煙やストレスは口の中だけでなく全身の健康にも関わる要素です。

歯周病を防ぐためには、毎日の丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診が重要です。加えて、規則正しい生活や禁煙、ストレス管理など、全身の健康を意識した生活を送ることで、歯周病になるリスクを減らし、将来の健康にもつながります。

歯周病にお悩みの方は、大田区山王、JR京浜東北線「大森駅」より徒歩6分にある歯医者「大森山王あおやま歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は「誰もが通いやすい、いつでも気軽に相談ができる歯医者さん」を目指して日々診療にあたっています。一般歯科だけでなく、インプラント治療や矯正治療など、幅広く対応しています。

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